目次
― 絶対に間違えない見分け方ガイド ―
はじめに
肝斑と日光性シミは、見た目が似ているのに
治療法が真逆という危険な組み合わせ。
特に肝斑は強いレーザーで悪化することがあるので正しく見分ける事が重要です
この記事では、医療現場でも使われる
「間違えないためのチェックポイント」を
わかりやすくまとめました。
肝斑と日光性シミの“決定的な違い”
① 見た目の違い
● 日光性シミ
- 茶色
- 境界がくっきり
- 点で出やすい
- 年齢とともに濃くなる
● 肝斑
- もやっと広がる
- 左右対称
- 面で出る
- 境界があいまい
- PMS・妊娠・ストレスで濃くなる
② 原因の違い
● 日光性シミ
- 紫外線ダメージ
- 加齢
- 過去の日焼けの蓄積
● 肝斑
- ホルモン変動
- 摩擦(強いクレンジング・こすり習慣)
- 妊娠・ストレス
- 遺伝的要素もあり
③ 治療法の違い
● 日光性シミ
→ ピコスポットなどの“一点集中レーザー”が最短ルート
- ピコスポット
- Qスイッチルビー
- トレチノイン+ハイドロキノン
● 肝斑
→ まず“炎症を抑える”ことが優先
- トラネキサム酸(内服/外用)
- 低出力ピコトーニング
- 刺激の少ないスキンケア
見分け方チェック(3つ当てはまれば確定レベル)
- 左右対称→肝斑
- 面で広がる→肝斑
- 紫外線で濃くなる→日光性
- PMS・妊娠で濃くなる→肝斑
- ポツっと点の形→日光性
- 顔の上部より頬骨あたりに出る→肝斑
間違えると危険な理由
肝斑はとくに以下に弱い。
- 強すぎるレーザー照射
- 強い摩擦
- 角質除去のやりすぎ
- 乾燥
日光性シミと勘違いして
強いレーザーを打たれると悪化することすらある
逆に、日光性シミならレーザーが圧倒的に早い
最短治療フロー(種類別)
日光性シミ
- ピコスポット
- トレチ+ハイドロ
- UVケアの徹底
肝斑
- トラネキサム酸内服
- 低出力レーザー
- 摩擦ゼロ生活
- 必要なら美白成分で維持
家でできるケアの違い
日光性シミ
- ハイドロキノン
- ビタミンC
- 4MSK
- レチノール(薄いもの)
肝斑
- トラネキサム酸外用
- ナイアシンアミド
- ビタミンC(弱め)
- 刺激の少ないクレンジング
まとめ
- 日光性シミは“点でくっきり”肝斑は“モヤっと面で左右対称”
- 原因が違うため、治療法も全く異なる
- 肝斑は強いレーザーで悪化するため見分けが命
- 正しく判断できれば、治療期間もコストも大幅に短縮できる
