目次
1|日光性シミとは?
日光性シミ(老人性色素斑)は、
紫外線ダメージが長年蓄積することで表皮にできる濃い茶色のシミ
30代後半〜40代以降に目立ちやすく、日本人のシミで最も多いタイプです。
2|原因は「紫外線の蓄積」
日光性シミができる流れはこう👇
- 紫外線を浴びる
- メラノサイトが暴走してメラニンを作りすぎる
- 肌のターンオーバーが追いつかない
- 表皮に定着し「濃い丸いシミ」に
※若い頃の焼けた肌が、後から突然シミとして出る人も多い。
3|日光性シミの特徴(肝斑との違い)
| 日光性シミ | 肝斑 | |
|---|---|---|
| 色 | 濃い茶色 | 薄い〜灰色がかった茶色 |
| 形 | くっきり丸い | ぼんやり広がる |
| 左右差 | 片側に出やすい | 左右対称 |
| 主因 | 紫外線 | ホルモンバランス |
👉 丸くて境界がはっきり = 日光性シミの可能性が高い。
4|自宅でできるケア(化粧品)
● ハイドロキノン(ポイント使い)
メラニン生成を抑える強力な美白成分。
濃いシミにピンポイントで効果あり。
● トラネキサム酸
肝斑イメージが強いが、炎症を抑えるので日光性シミにも良い。
● ナイアシンアミド
メラニンを肌表面に出にくくする。
全顔に使える優秀な美白成分。
● レチノール
ターンオーバー促進。
薄い日光性シミなら数ヶ月で薄くなることも。
5|美容医療での治療
● ピコレーザー(ピコスポット)
日光性シミ治療の王道。
1回で薄くなる人が多い。
● 光治療(IPL)
広範囲のくすみ・薄いシミに◎
複数回必要。
● トーニングは不要?
肝斑用の施術なので日光性シミ向けではない。
6|治療の選び
- はっきり濃い丸いシミ → ピコスポット
- 複数の薄いシミ → IPL
- 全体の美白・予防 → 美白コスメ(ナイアシンアミド・レチノール)
7|まとめ
- 日光性シミは 紫外線の蓄積でできる濃い丸いシミ
- 肝斑とは「形・左右差」で見分けられる
- 美白コスメも効くが、確実に薄くしたいならピコスポット
- 毎日のUVケアが最大の予防
