目次
はじめに
シミは種類ごとに治療法がまったく違う。
間違ったケアを続けると、悪化したりまったく効かないことも…。
このページでは“あなたのシミがどれなのか”がすぐ分かるガイドを作りました
シミは大きく5種類
① 日光性色素斑(一般的なシミ)
特徴
- 最も多いタイプ
- 頬・こめかみに出やすい
- 紫外線が原因
- 茶色で境界がハッキリ
治療の最適解
- ピコスポット
- Qスイッチレーザー
- トレチノイン+ハイドロキノン
ホームケア成分
- ハイドロキノン
- ビタミンC誘導体
- 4MSK
② 肝斑(かんぱん)
特徴
- モヤっと広がる
- 左右対称
- 30〜50代に多い
- 摩擦&ホルモン変動が原因
⚠ 強いレーザーで悪化することがあるので注意!
治療の最適解
- トラネキサム酸(内服/外用)
- 低出力ピコトーニング
- 美白内服
ホームケア成分
- トラネキサム酸外用
- ナイアシンアミド
- ビタミンC
③ そばかす(雀卵斑)
特徴
- 遺伝性が強い
- 鼻〜頬に細かい点
- 子どものころから見られる
治療の最適解
- IPL(フォトフェイシャル)
- ピコトーニング
ホームケア成分
- ビタミンC
- ルムナスティ
④ ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
特徴
- 青み〜グレーのくすんだ色
- 真皮という深い層にある
- 化粧品は効きにくい
治療の最適解
- ピコレーザー(複数回)
→ ADMはレーザー一択
ホームケア成分
- ビタミンC(予防目的)
- ナイアシンアミド
⑤ 炎症後色素沈着(PIH)
特徴
- ニキビ跡・摩擦・やけど後の茶色
- 時間とともに薄くなりやすい
治療の最適解
- ハイドロキノン
- トレチノイン
- ピーリング
- ピコトーニング
ホームケア成分
- レチノール
- ビタミンC
- ナイアシンアミド
見分け方チェック
- 境界がハッキリ → 日光性シミ
- 左右対称にモヤっと → 肝斑
- 鼻〜頬の細かい点々 → そばかす
- 青・グレー → ADM
- ニキビ後 → PIH
種類別の最短治療フロー
🔸 日光性シミの最短ルート
- ピコスポット
- トレチノイン+ハイドロキノン
- 日焼け止め徹底
🔸 肝斑の最短ルート
- トラネキサム酸内服
- 低出力レーザー
- 刺激を避ける
🔸 そばかすの最短ルート
- IPL
- ピコトーニング
- 維持のための美白ケア
🔸 ADMの最短ルート
- ピコレーザー複数回
- UV完全防御
🔸 PIHの最短ルート
- レチノール
- 美白成分(VC・ナイアシンアミド)
- 摩擦ゼロ生活
⚠ 絶対にやっちゃダメなこと
- 肝斑に強レーザー
- 摩擦(スクラブ・強めクレンジング)
- 日焼け止めをサボる
- 化粧品だけでADMを治そうとする
まとめ
- シミは5種類に分類できる
- 種類を間違えると治療が逆効果
- 正しいタイプが分かれば“最短で肌が変わる”
